活動報告

コラム~第1回「相続申告における鑑定評価の利用方法」

2022.2.3

 コラム~評価のタネ~

 第1回 令和4年2月

 「相続申告における鑑定評価の利用方法」

 

最近、知り合いの会計士、税理士、不動産鑑定士に対して相続税申告における鑑定評価の利用を20名にヒアリングした。

そうすると相続税当初申告では、鑑定評価書はほどんど使用していないとの結果がでた。

相続申告以外に利用していますかとの問いには、

個人、法人間の不動産売買については、時々使用しているとのことであった。

そこで、その鑑定評価で税務署から否認されたことがありますかとの問いには、

相続申告では稀にあるが、売買については、ほとんど否認されたことはないとの結果であった。

ただし、不動産評価における裁決、判決では、鑑定評価は合理性がないとして否認されるケースが多い。

代表取締役 税理士・不動産鑑定士 下﨑 寛


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